「ネクスガードスペクトラとフロントライン、うちの子にはどっちが合うんだろう?」
そんな疑問を抱えて、このページにたどり着いた人もいるんじゃないでしょうか??
愛犬や愛猫をノミ・マダニなどの寄生虫から守るためには、定期的な予防が欠かせません。
ですが、市販されている製品は種類が多く、「どれが自分のペットに最適なのか分からない…」と迷ってしまう方も多いと思います。
特に「ネクスガードスペクトラ」と「フロントライン」は、どちらも知名度が高く、多くの飼い主さんが比較検討する2大ブランドですよね

違いがパッとわからないワン!どっちが僕にいいんだワン・・・?
この記事では、
✅ 効果の違い(対応寄生虫の種類、駆除スピード)
✅ 投与方法の違い(経口タイプとスポットオン)
✅ 価格・安全性・利便性などを徹底比較
こちらを解説して、「どちらを選ぶべきか?」に対する納得の答えをお届けします!
私自身も、フロントラインを使っていた時期がありましたが、ある日、水遊び好きのうちの子が川遊びの後にマダニを拾ってきたことがきっかけで、ネクスガードスペクトラに切り替えました。
「もっと早く知っておけばよかった!」と思ったくらい、チュアブルタイプの利便性と広範囲な効果に満足しています。
ペットの種類、ライフスタイル、予防したい寄生虫の種類…。それぞれの家庭に合ったベストな選択がきっとあります!
この記事を読めば、あなたの大切な家族を守るために本当に必要な寄生虫対策が見つかると思うので、ぜひご覧ください!



さあ、僕たちにぴったりのアイテムを探しにいくワン!
ネクスガードスペクトラとフロントラインの比較
ノミやマダニの駆除に効果的な人気製品「ネクスガードスペクトラ」と「フロントライン」について、成分や効果、使い方、安全性などを比較してご紹介していきます。
どちらの製品も世界中の獣医師に支持されており、用途や生活環境に応じた使い分けが推奨されています。



したい予防にあわせて、使う予防薬を選ぶことが大事ワン!選ぶためにには、予防薬をくわしく知る必要があるワン!
製品概要
・ネクスガードスペクトラ
有効成分:アフォキソラネル、ミルベマイシンオキシム
投与方法:経口投与(チュアブルタイプ)
効果の範囲:ノミ、マダニ、フィラリア、回虫、鉤虫、鞭虫
・フロントライン
有効成分:フィプロニル、(S)-メトプレン
投与方法:スポットオンタイプ(滴下式)
効果の範囲:ノミ、マダニ、シラミ
海外では、ネクスガードスペクトラは「NexGard Spectra」の名称で広く流通しており、EU諸国やオーストラリアなどでも高い評価を得ています。
フロントラインは「Frontline Plus」や「Frontline Combo」として、アメリカ・イギリス・フランスなどでも長年にわたって使われており、信頼性の高さが評価されています。
効果の範囲も異なりますが、「食べさせて投与する」か「皮膚に垂らして投与する」か、という投与方法にも違いがあります!
うちの子は食べるのが苦手なんだよね、、、など、ご家族の特性にも合わせて選んでみてください!



ネクスガードスペクトラもフロントラインも世界中で使われているスタンダードな予防約なんだワン!僕は食べるのも得意だワン!
効果の比較
両製品ともにノミ・マダニの駆除に効果がありますが、スピードや内部寄生虫への対応に違いがあります。
その違いを見ていきましょう!
・ノミの駆除速度
ネクスガードスペクトラ:投与後8時間以内に駆除
フロントライン:運用後24時間以内に駆除
・マダニの駆除
両製品ともに48時間以内に駆除
・内部寄生虫への効果
ネクスガードスペクトラ:フィラリア、回虫、鉤虫、鞭虫に有効
フロントライン:内部寄生虫への効果なし
海外の研究では、ネクスガードスペクトラは広範囲の内部寄生虫にも高い効果があるとされていて、1回の投与で複数のリスクから守ることができるという点が強調されています。
投与方法と利便性
投与のしやすさや、生活環境に合わせた選択も重要なポイントです。
・ネクスガードスペクトラ
経口投与で嗜好性が高く、犬が自ら摂取しやすい
入浴や水遊びによる効果低下がない
・フロントライン
皮膚に直接滴下するスポットオンタイプ
適用後48時間は入浴や水遊びを避ける必要がある
特にアウトドアが多い家庭や、水遊びが好きな犬の場合、ネクスガードスペクトラの経口タイプは利便性が高いと欧米でも人気です。



外遊びが大好きな僕みたいなワンコには、ネクスガードスペクトラが人気なんだワンね!
安全性と副作用
まれに見られる副作用についても、事前に理解しておきましょう!
副作用を知らずに、ペットに投与することは大変リスクがあります。
大切な家族へ使うくすりについては、安全性と副作用をそれぞれしっかり把握することが大切です。
・ネクスガードスペクトラ
まれに嘔吐、下痢、食欲不振、元気消失などの副作用
・フロントライン
まれに皮膚刺激、脱毛、嘔吐などの副作用
どちらも一般的には安全性が高いとされており、米国FDAや欧州EMAの承認を受けています。
体質や体調によって副作用が出ることもあるため、異常が見られた場合は速やかに獣医師へ相談しましょう。



なにかあったときには、すぐに動物病院!これは約束だワン!
価格とコストパフォーマンス
予防については、長期的な投与が必要になります。
そんな長期予防を行うとき、現実問題として気になるのは価格面。
それぞれのくすりの価格と効果をみていきましょう。
・ネクスガードスペクトラ
1錠あたり約1,500~2,000円程度
・フロントライン
1本あたり約1,000~1,500円程度
価格だけを見るとフロントラインが安価ですが、ネクスガードスペクトラは1錠で複数の寄生虫に対応できる点から、コストパフォーマンスに優れていると評価されています。海外でも「オールインワンの利便性」が評価される声が多く聞かれます。



どっちのくすりがいい!という話ではないワン!それぞれのくすりの特徴をとらえつつ、価格面も購入時の判断材料に活用していくワン!
適用対象
・ネクスガードスペクトラ
犬専用、生後8週齢以上、体重2kg以上の犬に適用
・フロントライン
犬および猫に適用可能、犬・猫ともに生後8週齢以上
2つのくすりにおける違いとしては、「犬専用か、犬・猫どちらにも使えるか」という点です。
ワンコだけ飼っているよという場合には、ネクスガードスペクトラを、犬も猫も両方飼っているよという方はフロントラインを注文されている方が多いなという印象をもっています。



どちらもおおむね生後8週間以上のペットには使えそうだワン!猫ちゃんにネクスガードスペクトラをつかうことはNGだワン!
選択のポイント
それぞれの製品の特徴を理解し、愛犬・愛猫に最適なものを選びましょう!
どちらの製品も世界中で販売され、臨床実績も豊富な信頼性の高い製品ということを今回は知っていただければ幸いです!
・ネクスガードスペクトラが適している場合
複数の内部寄生虫(フィラリア、回虫など)の予防・駆除を同時に行いたい場合
経口投与を好む犬や、入浴の頻度が高い犬の場合
ひとつの製品でまとめて予防したい方におすすめ
・フロントラインが適している場合
外用薬を希望する場合
猫や小型犬への適用を考えている場合
費用を抑えながら最低限の外部寄生虫対策をしたい方におすすめ
どちらの製品も動物用医薬品としての信頼性は高く、目的や生活スタイルに応じた選択が大切です。
最初は動物病院に通い、獣医師先生の診察・アドバイスを参考にしながら、最適な予防・駆除対策を考えて、行っていきましょう。



全部を自分だけ判断・投与するのは大変だワン!最初は動物病院にいって、先生の診断、処方されるくすりを知ることもオススメだワン!
まとめ
- ネクスガードスペクトラは経口タイプで、ノミ・マダニだけでなくフィラリアや内部寄生虫にも対応可能なオールインワン薬
- フロントラインは外用薬(スポットオン)で、ノミ・マダニなどの外部寄生虫に特化し、猫にも使用できるのが特徴
- ネクスガードスペクトラは投与後8時間以内にノミを駆除、チュアブルで嗜好性が高く、投与がしやすい
- フロントラインは24時間以内にノミを駆除し、滴下式のため薬を飲ませるのが難しいペットに適している
- ネクスガードスペクトラは入浴や水遊びの影響を受けず、アウトドアや水が好きな犬におすすめ
- 価格はフロントラインのほうがやや安価だが、ネクスガードスペクトラは複数の寄生虫に対応できるためコスパが良いとの評価も多い
- 副作用はどちらもまれに起こるが、安全性は高く、いずれもFDAやEMAの承認を受けた信頼性ある動物用医薬品
- ペットの種類(犬・猫)、投与のしやすさ、寄生虫の種類、生活スタイルを総合的に考慮して製品を選ぶことが重要
- 不安がある場合は、獣医師に相談しながら最適な寄生虫対策を行うのが安心
Q&A
- ネクスガードスペクトラとフロントラインの違いは何ですか?
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ネクスガードスペクトラは犬専用の経口薬で、ノミ・マダニの駆除に加えてフィラリアや回虫などの内部寄生虫にも対応します。一方、フロントラインは犬と猫に使える外用薬で、ノミ・マダニなどの外部寄生虫に特化しています。
- ノミの駆除スピードはどちらが早いですか?
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ネクスガードスペクトラは投与後8時間以内、フロントラインは24時間以内にノミの駆除効果が現れます。スピードを重視する場合はネクスガードスペクトラの方が優れています。
- 内部寄生虫にも効果があるのはどちらですか?
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内部寄生虫に効果があるのはネクスガードスペクトラです。フィラリアや回虫、鉤虫、鞭虫などに対応しており、1錠で広範囲な寄生虫対策が可能です。
- 水遊びや入浴の影響はありますか?
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ネクスガードスペクトラは経口薬のため、水遊びや入浴の影響を受けません。フロントラインは外用薬のため、滴下後48時間は入浴や水濡れを避ける必要があります。
- 価格やコストパフォーマンスの違いは?
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フロントラインは1本あたり1,000~1,500円程度で、ネクスガードスペクトラよりも安価です。ただし、ネクスガードスペクトラは複数の寄生虫に対応できるため、コストパフォーマンスに優れているという評価もあります。